玄関リフォーム
「玄関は住まいの顔」と呼ばれるだけあり、玄関でその家に訪れる人に家の第一印象を与える場となります。
玄関ドアでその家の印象が大きく変わります。玄関ドアも引き戸と開き戸と2種類に分かれており、それぞれに特徴があります。
【玄関ドア：引き戸】
古くからの家や、和風テイストの強い家によく使用されているのが「引き戸」です。引き戸の大きな特徴としてはスペースを邪魔することなく広くとれるようになる事です。ただし、その分ドアの作りが薄くなってしまうため、気密性や断熱性には優れていません。
但し、よく雪が降る地域の場合は2重玄関を使用していいない家の場合は、引き戸にしたほうが雪の影響でドアを開けづらいという事は少なくなるでしょう。
引き戸については「引違い戸」「片開き戸」の2種類があります。
■引き戸リフォーム：引き違い戸
古くからある2枚の引き戸をスライドして開けるタイプの引き戸を、引き違い戸と呼びます。
■引き戸リフォーム：片開き戸
片開き戸は、左右一枚のドアだけをスライドさせるタイプです。和風・洋風どちらのテイストにも使えるため、デザイン性が取りやすいと言われています。
【玄関ドア：開き戸】
・開き戸には「片開き戸」・「両開き戸」・「袖付き開き戸」・「親子ドア」の4種類があります。
開き戸といってもそれぞれ特徴や与える印象が大きくかわってきますので、どのタイプが自宅にあるか考えてみましょう。
■開き戸リフォーム：片開き戸
片開き戸は字の通りシンプルな一枚のドアです。ただし、デザインや種類のバリエーションが豊富なため、自由なアレンジがしやすいと言われており、また、どんな素材とも合わせやすいため、万能に使える開き戸といえるでしょう。
■開き戸リフォーム：両開き戸
左右2枚の扉を開けるのが両開き戸です。入り口部分が大きく作れるため、ゆったりと高級感のある印象を与えられます。ただし、両方開けられるようにするために、スペースが必要となるので、玄関が狭い住宅の場合には不向きと言えます。
■開き戸リフォーム：袖付き開き戸
ドアの片側・両側に袖が付いた袖付き開き戸は、郵便受けの設置、採光など細かい機能性があることが魅力の一つとなります。
■開き戸リフォーム：親子ドア
普段使う親扉と袖部分の子扉で作られた親子ドア。必要なときだけ大きなスペースが用意できるため、大きな荷物を購入したときでも、簡単にお家に運べるようになります。