一戸建てのリフォーム
実際に一戸建て住宅リフォームに特化した施工業者は意外と少ないのが現実です。特に会社に入社したての営業マンが知る由も無く後になって大変なことになるケースが多々あるのです。
マンションの場合にも決まり事があるように戸建て住宅リフォームにも決められたルールがあります。工事の足場作業などでは当然、ご近所へ挨拶に伺うのは当たり前の事ですが、事前に相手先に工事の期間や内容・傷や汚れを防ぐための養生などを説明したうえでリフォーム中も業者の様子に気を配る施工会社を選びたいものです。
一戸建てのリフォームや増改築に必要とされる「建ぺい率」とは、敷地面積に対する建築面積の割合で、容積率とは敷地 面積に対する延床面積の割合です。
この2つは増改築で注意が必要とされています。家を建てる敷地は幅4m以下が殆どです。敷地に建つ家の道路中心線から2m離れたラインが道路の境界線とみなされ敷地が小さくなってしまいます。
そのため建ぺい率と容積率は小さくなり増築どころか減築をしなければならない結果になることもあるのです。
二世帯住宅リフォーム
二世帯住宅は、親と同居することで家族間の役割分担など住まいの工夫が世代間のズレを埋めると共に触れ合いや生き甲斐を感じるメリットがあります。
したがって二世帯住宅リフォームで同居を考える場合、それぞれのライフスタイルを考慮して暮らし方のルールを事前に決めておくことが大切です。
二世帯住宅リフォームの場合、親世帯が所有する土地や建物に子世帯が同居するのが一般的です。そのため親世帯の発言権が強くなる傾向がありますが、子世帯のリフォーム費用は自分たちで負担するなど、お金に関することは明確にして一方が譲歩したために後で気まずくならないようにしておきましょう。
また夫や妻どちらかの兄弟姉妹と同居するケースでも、基本的には親世帯との同居パターンと同じです。二世帯同居は経済的なメリットや子世帯では共働きがしやすくなるだけに、土地の活用方法とリフォーム費用については、事前に打ち合わせをしておくことが大切です。