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予算をはっきり決める

リフォームの前に、予算の目安を決めておきましょう。そのためにはリフォームにかかる工事費の相場を把握しておくことが必要となります。
工事費の相場の把握にあたっては、書籍・雑誌などの情報を参考にしたり、複数の業者に大まかな見積もりを出してもらう事が可能です。
ただし、計画変更や追加工事なども予想されますので、余裕のある資金計画を立てることをお薦めします。

リフォームは、内容・規模、グレードによって工事費用が異なり、見積もりをとらなければ実際の工事費用はわかりません。しかし、資金計画を立てるためにも、リフォームの工事費用の総額はどれくらいかかるのか把握する必要があります。
主なリフォームの工事費用の目安を参考にして、希望するリフォームの工事は、どれくらいかかるのか目安を立てましょう。

総合的に判断する

リフォーム工事の費用は、リフォームする箇所、使用する材料、リフォームの規模などによって異なりますが、どこの会社でもおおよその目安があります。気に入った依頼先が見つかったとしても最初から1社に絞るのではなく、2~3社の候補を選ぶのがいいでしょう。
その後、見積もりを依頼します。複数に見積もりを出してもらうことにより、リフォーム費用の相場がわかります。このように、複数の会社に見積もりを出してもらい比較することを「相見積もり」と言います。
提出された見積書から、プランや費用を比べ、最終的な依頼先を決めることになります。必ず先に見積もりをいくつかの会社からとって比べましょう。
複数のリフォーム会社の見積もりを比較する場合、金額だけにとらわれず材質のグレードや工事人員、工期など、様々な点を考慮に入れて比べることが大事です。

予想外の費用も考慮

工事費以外の費用や税金がかかるかどうかを確認しておきましょう。特に、増築する場合や大規模なリフォームを行う場合、また、リフォームローンを利用する場合にはさまざまな費用がかかりますので、確認しましょう。
契約後や、工事が始まってからも追加や変更の要望が出てしまいがちです。思っていたものとイメージが違う、もっと良い物にして欲しいなど目移りしてくるからです。
また、工事前は床や壁を解体しないと家の老朽化がわからないこともありますし、その補強にいくらかかるのか算定しにくいという理由もあります。
慎重に資金計画を立てたつもりでも、想定外の費用が発生してしまう人が非常に多いというのが、現実ですので、予算は少し多めに考えておくといいと思われます。

要望を伝える

「汚れた壁面をきれいにしたい」「収納スペースを増やしたい」、「キッチンをすっきりさせたい」など、住まいをリフォームするにあたっての「きっかけ」と、どんな風にリフォームしたいかという「要望」は必ずあるはずです。
今の生活で不便な点や気になる点を挙げ、それを解決するためにどのようにリフォームしたいのか、まずチェックしてみてはいかがでしょう?
気に入った雑誌の切り抜きなど、参考になる見本があれば、より一層イメージがつかみやすくなります。
また、どのくらいの予算で考えているのか、率直に提示し、限られた予算で、いかにイメージどおりの住まいを実現するかが、いわば業者の腕の見せどころ。施主の要望とだいたいの予算が分かれば、より現実的なリフォーム・プランを提案できます。
予算に基づいたプランを見ながら、具体的に必要なもの不必要なものを取捨選択し、詰めていくのが賢い方法と言えるでしょう。